墓じまい施工
2024.12.20
今回は、お寺の墓地内の墓じまいです。
五輪塔、代々墓、戒名板になります。
戒名板を解体、運搬して、前にある香炉を解体し、小キャタ(運搬車)が、入りやすくしてから開始。
順番は芋石(お墓の一番上の部分)をリフターを使っておろし、後は三脚を使い順番に解体していきます。代々墓の方には、骨カメが二個入っていました。五輪塔の方には、お骨がそのまま入っていました。
備後地方では、五輪塔にお骨を入れる場合は、土に早くかえるように、骨カメのまま納めるのでなく、お骨を出して、地面にそのまま入れたり、お骨をカメから出して、さらしに入れ替えたりします。今回の五輪塔は、直接お骨を納められたようです。
今回は、お寺の納骨堂で永代供養をされるという事なので、一旦、五輪塔のお骨はサラシにとって御当家にお渡しいたしました。
墓じまいの施工の場合、中を開けてみないとわからない事が、よくあります。御当家も「昔の事なので納骨当時の事を覚えていない。」「分かる人が亡くなっていてわからない。」とよく言われます。