カートクレーンが大活躍!
2022.06.20
お墓を建てる時に、カートクレーンを使うことが多いです。「カニクレーン」と言って、お墓施工現場には欠かせない道具です。墓地によっては、入れる場所と入れない場所がありますが、「カニクレーン」が入れると、施工が随分らくになります。
昔は運ぶのも人力がメインになり、お墓をかついだり、板を引いて転がしたりして運ぶことも多く、墓地の段を一段上げるのはすごく苦労しておりました(一番重い石でも約500キログラムあるので、4人で担ぐ)。特に階段墓地の場合は、今もおなじで、このカートクレーンが入れるように、足場を組んだりして、極力近くまで行ける工夫をします。基本、墓地は山の中や急斜面、お寺の中の参道、お隣の墓地を通らなくては行けない狭い道にあり、このカートクレーンが入れない場所にあります。
今回の現場では、下から一段上の墓地にお墓を振り上げるのに使いました。墓地の上では、三又を組んでの施工でした。